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ベランダビオトープを作るのに必要なもの

May 31st,2018
“ベランダビオトープ”を作るのに必要なのは水が入る容器、そこに敷く土、生き物と植物です。ここでは容器と土の一例を紹介します。

“ベランダビオトープ”を作るのに必要なもの

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ベランダビオトープとは?

ビオトープ”は本来は野生の生物を呼び込む人工的な水場のことで、最近ではメダカなどの生き物を屋外で飼育することもビオトープと呼ばれます。ビオトープはベランダにあるちょっとした空間にも簡単に作ることができます。ベランダに作られたビオトープを“ベランダビオトープ”と呼びます。

ベランダで生き物を飼育するベランダビオトープについてはこちら。
ベランダビオトープとは?

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“ベランダビオトープ”を作るのに必要なもの

ベランダビオトープを作るのに必要なのは水をためられる容器と土や砂利などの底床、そこに棲む生き物と環境を作り出す植物です。屋内の水槽を立ち上げるのに必要な高価な機器は必要なく、ホームセンターなどで簡単で安く手に入るもので作ることができます。

ベランダビオトープで飼育できる生き物についてはこちら。
ベランダビオトープで飼育できる生き物

ベランダビオトープで栽培できる植物についてはこちら。
ベランダビオトープで栽培できる植物

ここではベランダビオトープを作るのに必要な容器と底床についてそれぞれの利点、欠点などを紹介します。

容器

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容器の選び方

ある程度の量の水をためることができる容器で水に塗料や薬品などが溶け出さないものであれば何でもビオトープにすることができます。設置スペースや見た目の印象などを考えて選ぶと良いでしょう。容器のサイズは大きければ大きいほど良いですが、ベランダの場合は耐荷重量があるので気を付けないといけません。

また、容器を選ぶにあたっては容器の水深よりも水面の広さを重視した方が良いです。水面が広ければ広いほど水面から溶け込む酸素が増えるので多くの生き物を飼育することができます。はいえ浅すぎると冬に水が全部凍ってしまう可能性が高まりますのである程度の深さは必要です。

建築基準法ではベランダの耐荷重量は1m2あたり180kg以上であるように定められています。ただし、180kgの物を置いてもいいというわけではなく、ベランダにある室外機やベランダに出た人間の重さもこれに含まれることも考慮する必要があります。

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睡蓮鉢

他のどの容器に比べても趣があり、和風なビオトープを作るとしたら睡蓮鉢が最適です。もともと睡蓮などの水生植物を栽培するためのものなので小規模なビオトープを作るのにお勧めです。夏頃にスイレンやホテイアオイなどとともにホームセンターの園芸コーナーで販売されているのを見かけることができます。

見た目が良いことが最大の魅力ですが、厚みがあるので熱が伝わりにくく水温の変化を緩和してくれるといった利点もあります。

陶器製のものは重く移動させるのが大変だったり不要になったときに廃棄するのが大変かもしれません。最近は軽量のプラ鉢や発泡スチロール製の睡蓮鉢もあります。

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プランター

大きいものから小さいものまで形も様々なものがあるので置き場所に合わせて選ぶことができ、一年中容易に入手することができます。特に野菜用のプランターは細長く容量が大きいものが多く、奥行きのない狭いベランダに最適です。

陶器製の睡蓮鉢に比べると軽く移動させやすく、不要になったときにも廃棄しやすいですが、見た目は劣ります。水抜き用の穴をふさぐ必要があるので栓がついているものを選ぶか、自力で塞ぐ必要があります。

樽型プランター
小型の樽型プランター
野菜用プランター
野菜用プランター
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たらい

軽くて扱いやすく、金属製のものやプラスチック製のものなどがあり、サイズや形状も様々です。底に栓がついているものは水を抜くときには便利です。

見た目はあまりよくありません。また、プラスチック製のものは耐久性に難があります。

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バケツ

入れられる水量は少ないですが、何より手軽に入手でき、また持ち運びや移動が簡単です。プラスチック製のものは耐久性に難があります。稚魚などを一時的に飼育するために使用するのにおすすめです。

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プラ舟

セメントをかき混ぜるために使うための容器でトロ舟とも呼ばれています。入れられる水量が多く強度もあるのでビオトープを作るために大きな面積を確保できる場合はよく用いられます。底が平らなので水生植物の植木鉢を並べるのにも最適です。

大きさのバリエーションは多いですが、もともと工事現場などで使うものなので緑や青、灰色などのものが一般的で見た目はあまりよくありません。木枠などを自作して雰囲気を改善するのも良いでしょう。

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発泡スチロールの箱

通販で生き物などを購入すると発泡スチロールの箱に入って送られてくる場合が多いのでそのまま飼育容器として使うことができます。保温性が高いので気温の変化が大きくても水温が安定しやすいのが最大の利点です。軽く取り扱いが楽で、もし不要になれば簡単にゴミとして処分することができます。

耐久性が低く、大切に扱っても数年でボロボロになってしまいます。また、ちょっとした衝撃で壊れてしまう可能性があるので狭いベランダで使用するには注意が必要です。

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ひょうたん池

見た目が良く、角形の味気ない容器では嫌という場合は最適です。石や植物を配置すればより自然の池に近いビオトープを作ることができます。サイズが大きく、庭に穴を掘って埋めるタイプなのでベランダで使用するとしたらデッドスペースが多くなるので工夫が必要です。

底床

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底床の選び方

容器の底に敷く土や砂利を“底床”と呼びます。底床は水の汚れを浄化するバクテリアの住処になるため水質を安定させるためにはあった方が良いでしょう。また、あると見た目も良くなりますし、植物が生える場所にもなります。

ろ過バクテリア”は有害物質を無害化するバクテリアで餌の食べ残しやの排泄物に含まれる有害物質を無害化します。
生物濾過と濾過バクテリア

屋内の水槽で使用されるような砂利や砂なども使用することもできますが、ビオトープでは赤玉土や荒木田土が定番です。どちらもホームセンターなどで容易に入手することができます。

肥料が含まれる園芸用土は水に溶け出した肥料分が有害になることがあるので注意が必要です。

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赤玉土

赤玉土は粒状になっている園芸用土です。後述の荒木田土のようにたくさん栄養が含まれるものではありませんが、多孔質でたくさんのバクテリアを棲みつかせることができるので水質を安定させる効果が期待できます。安価で園芸用土なので園芸店やホームセンターの園芸コーナーなどで簡単に手に入ります。

古くなると粒がボロボロに崩れてしまいますので一定期間で入れ替えが必要になります。

赤玉土
赤玉土
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荒木田土

荒木田土は田んぼの土でたくさんの栄養が含まれ、メダカなどの生き物の餌となるミジンコなどの微生物が繁殖しやすいです。また、養分が多く含まれるため水生植物の育成にも最適です。

栄養過多になりやすく水の濁りやすかったり藻や苔が増殖しやいです。

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見た目を重視するとすれば庭などに敷くための石を使用することもできます。五色石や黒玉石などいろいろな色のものがあるので雰囲気づくりや、生き物の観察のしやすさなどで選ぶことができます。

長年使い続けることができ、掃除もしやすいですが、土ほど水質を安定させる効果は期待できません。また、植物を植え付けることはできないので別に鉢などに植え付ける必要があります。

黒玉石
黒玉石
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ベアタンク

底床を敷かないことを“ベアタンク”と呼びます。直接植物を底床に植え付けず、鉢に植えて並べるとしたら何も底に敷かないという選択もあります。容器内の掃除が簡単といった利点はありますが、水質を浄化するバクテリアが繁殖しにくくなります。

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